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06. 11. 23

ごはんを炊いたり、、。

今日は勤労感謝の日とて、
先日大家さんからいただいたお米でご飯を炊く。
なんと言ったって「ニヒナヘノマツリ」だし。


相かわらず薬の副作用のせいで
食べることがうまくできない。

いつもひとりだからなおさら。
先日東京から友達が来てくれたときは
まだそれでもましではあったのだけど。

食欲はあるのだ。
例えば、ハーゲンダッツの抹茶アイスが食べたい。
こういう意欲はある。

で、コンビニとかスーパーでハーゲンダッツの抹茶アイスを
買ってくる。スプーンで3口ほど食べると
もういらないや、っていう感じになる。


食べたいという欲求はちゃんとあるのだけど、いざ実際に
それが目の前に来ても、食事になるような、ある程度の量が
食べられない。それが辛い。

そのうえ、主治医からの指示で、生のものは
極力食べないように、ということなので、刺身類がまず
全部ダメ。野菜も生野菜のサラダがダメ。
自分で作る分には、考えて作るからいいのだけど、外食で
出されるものについては、出てきたものを見て、一応
チェックしないといけない。(まぁ、俺、食事は大抵自分で
作ってて、ほとんど外で食べないからいいんだけど。)


たださすがに大家さんからいただいた件のお米で炊いたごはんはおいしかった。
お米そのものの味がほのぼのとしてて、作るのに手間をかけた、
というのがはっきりと味に出ているな、って思った。


世の中にはおいしいお米とあんまりおいしくないお米がある。
じゃあ、その差はどうして生じるか、と言えば、
おいしくないお米は手間をかけないから。
最小限の手間しかかけなかったら、それだけのお米しかできない。
それだけのお米っていうのがこないだ話したように
お酒になったり、学食なんかにあるような味もそっけもない
おいしくないご飯になっていく。

おいしいお米っていうのは、もちろん栽培される気候もあるけど
何より、作るのにものすごく手間をかけているから。
さすがに今日大家さんにいただいたお米は、加工用ではなくて
自家消費用として手間をかけたほうのお米だったので
おいしかった。食べていてお米のおいしさが口の中に
立ってくる、という感じで、ご飯だけ食べても、
食欲のあまり起きない俺でも、久しぶりにああおいしい、
って思った。
お米を作る手間を考えると本当に、「ご馳走様」という気持ちがした。

昼から、一寸、近所のスーパーに買出しに行く。
合挽ミンチが安かったので、ハンバーグを数作っておくことに。
パンはフリーザーに冷凍した食パンがあるので、
それを凍ったままおろしがねですってパン粉に。
みじん切りにした玉葱を炒めて冷まし、
パンをすりおろしてパン粉にして牛乳で湿らせておき
玉葱とパン粉、卵と合挽きをボールに入れる。胡椒と塩とナツメグを
おまじないでパラパラ。そうして混ぜる。

だけどさ。ハンバーグなんて、量をごまかそうと思ったら、
いくらでもできるよね。パン粉の量を増やせば
いいだけだもんね。
そう思いつつ捏ねて、少し小さめに作る。
(だって食欲ないし、、。) 形を整えてフライパンで焼く。
8個もできてしまった。

冷ましてからひとつひとつラップで包んでフリーザーに。
こうしておくと、帰ってきてしんどいときなんか便利。
帰ってきて野菜を薄切りにして(ニンジンとかかぼちゃとか)
キャベツはちょっと幅のある切り方)少し水を振ってラップ
してレンジで蒸したものと、このハンバーグとご飯なり
パン。(後は冷蔵庫の中の残り物) 
そんなものを温めて皿に載せて出したら、10分
少々で、一応の食事が整えられるもんね。

さてさてハンバーグのストックも作れたし。
今日は完璧。(笑)


(今日聴いた音楽 大阪で生まれた女 BORO歌 1979年
 ただし、CDは2006年盤)

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