お歳暮
一昨日、家に帰ってみると郵便受に
ゑちごやから「お歳暮のご案内」が来ていた。
そうだよね。もうそんな時期だ。
「お歳暮」を差し上げるのは俺の場合一軒だけ。
もちろん大家さん。(笑)
それに大家さんにさしあげるお中元・お歳暮は
もうずっと一貫して知り合いの製麺所の「うどん」と
いうことにしてあるので考える余地もない。手間もかからない。
そのうどん屋に電話して、「いつもの2つ包んで
おいてくれます?」で完了。
そう。包みは2つ。
実はもう一軒。
うどんをおくるところがある。
大阪にいる友達の妹へ。
友達ではなくて、友達の妹へ。
俺の友達だった奴はもういない。
そいつの命日が12月8日。だからうどん屋で包んでもらった
箱に蓮の花の「のし」をつけて、俺が墨をすって筆で
「お供え」と書いて送る。
早いもので奴が亡くなって、もうじき15回忌。
写真の奴は、あのときのまま。
「ずるいぞ。」と、昔京都の石清水八幡でそいつと撮った写真に
むかって俺が念を送ると
写真のむこうから、「ふふふ。死んでしもたら歳とらへんのじゃ。」
という奴の声が聞こえてくるような気がして。
もう15年も経ってしまった。
振り返ったらあっと言う間だった気もするけど。
何とか俺も生きてる、の報告と、オマエのことは
忘れてないからな、のあいさつを兼ねてお供えを送る。
今年もそろそろそんな季節になりました。
きのうは昼から雨が降っていたけど、映画を
見に行く。
(今日聴いた歌 悲しい色やね 上田正樹歌 1995年盤)
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